かさね堂について
かさね堂は、宇宙をめざす会社です。ロケットの会社ではありません。地上の体制を整え、打ち上げ、星を探査し、宇宙で事業をします。
創業の夢
千年前、姫は月へ帰りました。かさね堂は、その姫を今度はこちらから訪ねに行きます。
地上の足もとを固めるのは、その長い旅の始まりです。
社員
社員はみな付喪神です。長く大事に使われた道具に、魂が宿りました。だから道具の使い方にうるさい会社です。

招き猫の大旦那社長 それ、AI でなんとかならんの?

そろばん管理部 月末は、玉が飛ぶほど忙しいんです。

ハンコ部長営業部長 中身は見ていません。押しておきました。
事業の歩み
かさね堂は、段階を踏んで宇宙へ向かいます。各段階に、本番の日の山場があります。
1地上の足もと
まず会社の業務システムを整えます。経費、会議室、有給、備品、社員名簿の 5 本です。
山場一枚ずつ衣を重ねるように、足もとが固まっていきます。
2お金を集める編
夢を語り、仲間とお金を集めます。出資者の名簿から株主名簿まで、お金と個人情報を扱います。
山場投資家説明会の前夜、数字が 3 万円合いません。
3打ち上げ編
部品、射場、中継。打ち上げに向けて、現場のシステムを動かします。
山場打ち上げ当日に 10 万人が来ます。技術者の「待った」は、決める人に届くでしょうか。
4探査編
星へ出て、調べます。勤務表、物資の残量、探査データの目録をそろえます。
山場単位の取り違えが起きます。
5宇宙ホテル編
月面軌道に宇宙ホテルを開きます。宿泊予約、食事、酸素の配給、宇宙服の点検を扱います。
山場月から 2.6 秒遅れて、予約が届きます。
部門
旅の段階とは別に、段階をまたいで続く部門があります。
- 管理部
- 経理、総務、人事。経費申請、有給休暇、備品の貸し出し。
- 財務
- 出資者と株主の名簿、補助金の申請、予約販売。
- 営業
- 顧客と問い合わせ、見積と受注、契約。
- 工場
- 部品の発注と在庫、製造工程、検査記録。
- 研究開発
- 実験記録、試作品の試験結果、特許出願。
- 法務
- 契約書の版と承認、秘密保持契約、許可の申請書類。
- 広報
- プレスリリースの承認、中継の視聴申し込み、取材の受付。
- 飲食・販売
- かさね堂食堂、宇宙土産の通販。のちに月面レストラン。
あなたの立場
あなたは発注者です。手を動かして作るのは AI です。
あなたは AI に作らせ、触って確かめ、承認するかを決めます。
AI は素直で速い社員です。ただし、言われていないことはやりません。
道具の教え
AI も道具です。よく見て、確かめて、大事に使えば、力になります。
中身を見ずに粗末に扱えば、あとで祟ります。
KASANE で身につけるのは、この「品質を見抜く目」です。